古民家(伝統構法)調査3点セットの実施を行います。
第三者機関が運営する古民家インスペクション(専門家調査)について
工務店や設計事務所へ相談すると工事を行う立場で調査をするため、
客観的調査ができなくなるため、
消費者保護の観点より国土交通省が規定等が策定されました。
木造建築物の場合、
在来工法では、その研修や実施は、インスペクション運営団体(社団法人)があります。
伝統構法では、現在当団体がその古民家インスペクション運営団体です。
要するに、古民家(伝統構法)について当団体が唯一の古民家専門調査団体です。
そして、当団体の古民家調査3点セットとは
1.古民家鑑定
2.床下調査
3.伝統耐震診断
1.古民家鑑定とは
古民家鑑定とは、内閣府認可財団法人職業技能振興会が認定する古民家鑑定士が、築50年以上の古民家を独自の調査600項目により目視鑑定するものです。
古民家鑑定を行うと古民家鑑定書(古民家の鑑定結果を書面にしたもの)が発行されます。
※鑑定書に記載される項目
古民家のコンディション
現在の古民家のコンディションが複数の観点から評価されます。これにより修繕すべき箇所や、再生・移築を行う際のポイント、解体することになった際も、古民家に使用されていた材のリサイクルが可能か等の把握が行えます。
予防保全計画
古民家を長く使って頂くために必要なメンテナンスについて記載されます。今後必要になってくるメンテナンスやコストを把握することにより、長く使って頂く上での計画に役立ちます。
家歴書
住宅履歴書とも呼ばれ、住宅の修繕履歴あるいは定期点検の結果などを記録した履歴簿のことです。修繕情報を記録することにより、将来の修繕計画の立案および工事の実行に有益な情報となる他、資産価値の維持にも繋がります。
2.古民家床下インスペクション調査とは
床下インスペクション調査とは、木材の腐朽やシロアリなどの知識を有する古民家床下診断士有資格者が、床下を自走式床下点検ロボットなどを使い依頼者とパソコンの画面を見ながら点検し、翌年以降も年に1回点検を継続しできる限り薬剤に頼らずに床下環境を維持するためのものです。
床下点検ロボット(moogle)を遠隔操作して調査することにより、人が入り込めない空間の調査も可能で、パソコンモニタでリアルタイムに点検箇所を確認できます。
- 現在の床下コンディションが分かり、改善点のアドバイスが受けれます。
- 床下を調査することで、修繕が必要な箇所や対策が分かります。
- 定期的な調査を実施することで住まいを見守る安心があります。
3.伝統耐震診断とは
建物は常に地震発生時以外に置いても微細な振動を受けて建物自体も振動を起こしています。正確には交通機関や各種機械などから人為的に受ける振動や、風や波浪などの自然現象に基づき地盤が小さな振動をしているのです。
古民家動的耐震診断はこの微細な地盤の振動と、それに起因する建物の振動を同時に計測しその振動データを解析処理する事で建物の振動特性値を求め地震の際に建物がどう地震応答での振動をするかを推測し、耐震補強に役立てる方法です。
実際の計測は地震計を建物近くの地盤面と、建物中央部の2階床面に水平直角方向に建物の短辺方向、長辺方向に設置して数分間振動を測定、これを3回繰り返しデータを収集して解析を行います。
古民家等の伝統工法の耐震性能を診断します。
この耐震診断は伝統的な建物並びに伝統的建物に現在の建築基準法に定められている在来工法の建物を増築した混構造の建物の耐震性能を診断し、最適な耐震改修計画を提案します。
3点セットで、各専門家からのデータに基づいた報告書。
こちらの正規のプロセスにおいて、行われた各種施工においては、
伝統構法にあった、施工方法の監修および、リフォームかし保険の付与が付けることが
でき消費者である方々へ、安心・安全を担保することができます。
~未来のこどもたちの為に~
一般社団法人福岡県中央古民家再生協会
一般社団法人全国民家再生協会福岡第二支部事務局
古民家フォト甲子園事務局
TEL: 092-407-3326
HP : http://www.fukuokanishi-kominka.com/
内閣府認可
財団法人職業技能振興会認定資格
一級古民家鑑定士 二級古民家鑑定士
伝統耐震診断士 床下インスペクション
伝統資財施工士 伝統再築士
古材鑑定士 古材活用士
循環型民家解体士 古材活用士
古民家再生リフォーム 古民家リノベーション
古民家再生 新民家 古民家地域活性化
古民家飲食 まちづくり
古民家介護福祉 古民家模型 古民家設計
古民家施工 古民家監修 古民家デザイン
面格子耐震パネル GoodDesignAward 受賞